今回はさらなる付加価値を付けるということで、包丁へファイバーレーザーによるカラーマーキング試験を行いました。
ファイバーレーザーによるカラーマーキングのメリットは以下のようになります。
1.自由自在に商品にデザインすることができる。
2.ファイバーレーザーではステンレスやチタンに対して色付けが可能。
3.塗装とは違い、ファイバーレーザーは塗料を使わない為、剥がれ落ちることがない。
4.ファイバーレーザーは出力を変化させれば、強く金属を削ることができる。
5.ファイバーレーザーでは細かな精度の刻印が可能。
といったメリットがあります。通常のマーキングであれば、表面を削ることによって、強く刻印することができます。
製品にオリジナルデザインを書き込む。特に金属に消えないマーキングといった意味では、今後の活躍はすごく期待できそうです。
ただ、今回包丁にカラーマーキングをした理由は、今まで試作したもので、色落ちするといったものが、たまにありました。
包丁は、水や油、洗剤といったもので酷使されるため、評価にはちょうど良いかと実験を始めました。
ただ今実験途中ですので、また後日途中報告いたします。
現段階の仮説としては、
1.ファイバーレーザーによる、表面の酸化被膜を完全に作れていない。
2.傷面からの浸食
弊社では、前回からこのようなことが考えられていたため、
レーザー処理後に不働態化処理液につけていますが…効果はいまいちです。
1 件のレスポンスがあります
[…] 0 […]